スマートウォッチを買うのか、それとも既存の時計をスマートウォッチにするのか
というようなことを考えているのですが、まずはスマートウオッチを選ぶときの条件を整理してみる
機能ごとの優先度
必須要件
- 各種通知が受けられる
- 時計の盤面を変えられる
- アクティビティトラッカー
- 睡眠分析
この4つは必須だと思っています。
よりベターな要件
- バッテリーの持ち
- 常時表示できるか?
バッテリーが持たない時計は使い物にならないので、最低限3日くらいは充電せずとも動作してほしいものです。また時計なのですから、盤面は基本的に常時表示されることが望ましいです。
Apple Watch や Android Wear はバッテリーが持たなさそうなので、これらに移行することは当面なさそうです。
あったら良い要件
- プレインストール以外のアプリを入れてカスタマイズできる
これは必ずしも必要ではないと考えてます。Pebble にはいろんなアプリを入れてみたけれど、ほとんど使わなかった。
なくても困らない要件
心拍計はあったら情報が取れて良いけれど、なかったらなかったで不便とまでは感じない。GPSはアウトドアで運動する方には必須だろうけれど、自分の場合は自転車に乗るくらいしか無いので、GPSは必須では無い。通話や音楽再生の機能に至っては、欲しいと思ったことが無いので、なくても困らない。
こうやって考えてみると、Pebble はやはり自分に向いていた。Pebble が終焉に向かいつつある中で、次の時計をどうするかが悩ましいですねえ。
そもそも、既存の腕時計をスマートウォッチにできないだろうか?
Pebble 亡き後の選択肢として、手持ちの Omega Speedmaster Professional にスマートウォッチの機能をつけられないかなあ、と考えています。
そういう場合に、日本製なら wena wrist、海外製だと Smart Buckle, Trivoly, Chronos などがありますね。
wena wrist はまあまあ悪く無いけれど、バンド自体を交換するわけで、お値段が少々高め。またエンドパーツを時計に合わせて選ぶ必要があるので、時計によっては追加のコストがかかります。
Trivoly, Chronos は時計の裏面に貼り付けるデバイスなので、時計によっては微妙にアンバランスになりそう。 Smart Buckle は革ベルトのバックル部分を取り替えるだけ、という点では一番自然かも。メタルバンドが使いたい方向けには厳しいですけど。
これらはスマホからの通知のための盤面を捨てることで機能が絞り込まれていますが、その条件で問題が無いなら選択肢としてはありかも。
さーてどうしたものか。
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Mousepose を VirtualBox で正しく動かすための設定
先日投稿した下記記事では Mousepose を VMware Fusion で正しく動かすための設定を紹介しました。
では他の仮想マシンではどうだろうと思って VirtualBox で試してみると、こちらも設定調整が必要でした。その方法もメモっておきます。
Mousepose の設定
VMware Fusion の場合と同じく、Miscellaneous の Show Icon in を "Menu Bar" に設定します。
スクリーンショットを含む具体的な手順は過去記事を参照してください。
VirtualBox の設定
VirtualBox 自体の設定のうち「入力」の項目で「キーボードの自動キャプチャー」のチェックを外しておきます。
この設定が有効だとフルスクリーン表示でのキー入力は VirtualBox に全て取られてしまいます。Mousepose の on / off のショートカットを押しても Mousepose が反応できません。
Pebble Time のバッテリーが1日も持たない現象が発生したのでファクトリーリセットで直す
出勤前に100%充電済みだったはずのPebble Timeが夕方にはバッテリ切れになるという謎の事象が発生しました。
そこで解決方法を調べていたら、下記のブログ記事を発見。
なるほど、ソフトリセットね、と思って読んでいたら、そこからリンクされていたページは、ちょうど1年前に自分のブログに投稿した記事でしたよ orz.
実際にやってみたら確かにこれで問題解決しました。
というわけで、バッテリーが持たない現象が発生した場合は、メニュー操作で初期化してみるとよいかも、というお話でした。
OpenWRT を焼いた WZR-HP-AG300H の Web UI から間違って LEDE を書いて壊してしまったので復旧する
普段の拠点とは別の場所で運用中の WZR-HP-AG300H の LEDE を KRACKs 対策のために 17.01.04 に更新しようとして失敗しました。
対象の機材は OpenWRT で動いていたのに間違えて WebUI から LEDE を焼いてしまったのです。
すると、管理画面の UI では OpenWRT と表記されているのに system version は LEDE という謎のハイブリッド構成になってしまい、しかも ssh ログインが不能になってしまいました。
しかしなんとか復旧させることができたので、サマリをメモとして残します
復旧手順サマリ
- 一旦は buffalo_to_ddwrt_webflash-MULTI.bin を tftp で焼く
- DD-WRT化した機材のシェル上で mtd コマンドで LEDE のファームを焼く
この手順で復活させた理由
アップデート方法を間違えて OpenWRT + LEDE な謎構成になったのち、LEDE を tftp で焼こうとしても全く成功しない状況が続きました。焼いても焼いても、元の謎構成で起動してしまいます。
発生中の現象が謎すぎて対処方法が不明だったのですが、なんとなく「DD-WRTを焼きなおしてみよう」と思ってやってみたら DD-WRT は焼けました。
ならばと思って LEDE を tftp で焼く作業を再度行ってみたのですが、やはりうまくいかない。これもやはり何回繰り返しても DD-WRT が起動してしまいます。
tftp での挙動を見ると、ファームウェアは送信できているけど正しく切り替わらない感じでした。
そんな時にふと思い出したのですが、DD-WRT, OpenWRT, LEDE には mtd というコマンドがあって、これでシェル上からファームウェアを焼くことができます。
実行例としてはこんな感じ。
mtd -r write lede-17.01.4-ar71xx-generic-wzr-hp-ag300h-squashfs-sysupgrade.bin linux
この方法でやってみたら、無事に LEDE にすることができました。
macOS向けのセキュリティソフトのサポート対象OSバージョンがなんだかおかしい
対応OSバージョンの幅が広すぎるものがある
自分は ESET Cyber Security を使っているのですが、手元のマシンで再インストールするためにサイトを見ていたら、ESET製品のサポート対象バージョンが随分幅広いことに気づきました。最新盤の 6.5 では、macOS 10.7 Lion 〜 10.13 High Sierra までをサポートするそうです。
10.7 Lion は2011年にリリースされており、最終のセキュリティアップデートは2014年で打ち止めです。しかし2014年のアップデートは例外であり、現実的な話としてはmacOSはリリース後1年でアップデートが止まります。
そういう意味では10.7対応というのはユーザにとってありがたいとは言えず、むしろサポートされないOSに対してセキュリティソフトウェアが対応しているという無意味な安心感を与えかねない気がします。
そこで、他のセキュリティソフトウェアのサポートバージョンはどうなっているかと思い、リストアップしてみました。
セキュリティソフトウェアのmacOS対応状況一覧
kakaku.com で macOS 用製品として出てくるものをザックリとリストアップして調べました。
製品名 | 10.13 | 10.12 | 10.11 | 10.10 | 10.9 | 10.8 | 10.7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ESET Cyber Security Pro 6.5 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ウィルスバスター for Mac | ○ | ○ | ○ | ||||
ノートン アンチウィルス Mac | ○ | ○ | ○ | ||||
マカフィー リブセーフ | ○ | ○ | ○ | ||||
カスペルスキー インターネットせセキュリティ for Mac | ○ | ○ | ○ | ||||
ソースネクスト ZERO スーパーセキュリティ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ウェブルート セキュアエニウェア | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
こうしてみると、完全に2パターンに割れています。現行版を含めて直帰3バージョンをサポートする製品と、10.7Lion以降を対象にする製品です。
こんなに幅広いバージョンのサポートが本当に必要なのですかねえ。
例えば、macOS 10.13 に対応の機種は以下の通りです。 https://support.apple.com/kb/SP765?locale=ja_JP
- MacBook(Late 2009以降)
- MacBook Pro(Mid 2010以降)
- MacBook Air(Late 2010以降)
- Mac mini(Mid 2010以降)
- iMac(Late 2009以降)
- Mac Pro(Mid 2010以降)
大雑把にいうと2010年以降のハードウェアに対応しているわけですから、直近7〜8年以内のMacで10.13が利用できるわけです。
これよりも古い機種を今でも現役で使いますかねえ? というのが率直な疑問。
Mousepose を VMware FUSION で正しく動かすための設定
macOS で Mousepose を使うとプレゼンテーションの際にスポットライト的なエフェクトが使えて大変イイ感じなのですが、仮想マシンと組合わせる場合に想定通りに動作してくれない場合があります。
かといってググっても設定例は見当たりませんでした。そこで試行錯誤したところ正しく動くっぽい設定が出たっぽいのでメモることにします。
このスクリーンショットは実際に Mousepose を VMware FUSION 上の Windows10 に描画させてみた例です。
設定箇所は Mousepose とVMware FUSION の両方で必要です。
Mousepose の設定
VMware FUSION がフルスクリーン表示の場合でも Mousepose が Zオーダーの最上位に来ていれば正しく描画できるっぽいです。
このために重要なのは意外にも Miscellaneous の Show Icon in の設定です。この設定は必ず "Menu Bar" に設定します。デフォルトの "Dock and Menu Bar"、あるいは "Dock" では Mousepose のエフェクトが VMware FUSION のフルスクリーン表示で描画されません。
VMware FUSION 仮想マシンの設定
仮想マシン設定で「キーボードとマウス」を選択します。
プロファイルは適切なものを選択して、
「一般」より「ゲーム用にマウスを最適化しない」を選びます。この設定を行わない場合はマウス操作が完全に仮想マシン内で食われてしまい、macOS側のMousepose のスポットライト等がマウスの動きに追従できません。
さらに「キーボードとマウス」の「Mac ホストショートカット」を選択して「Mac OS ホスト キーボード ショートカットを有効化」が選択されていることを確かめます。これが無効の場合は Mousepose の有効化、無効化のキーボード操作が Mousepose 側で取得できません。
ちなみにここで設定する内容は VMware 全体の環境設定項目なので、どれかの仮想マシンに設定したら、全部の仮想マシンに適用されます。(というか、そもそも仮想マシンの設定でキーボードとマウスを選ぶのではなく、VMware FUSION の「環境設定」を行うほうが手っ取り早かったです……)