pslaboが試したことの記録

はてなダイヤリーからはてなブログに引っ越してきました

この日記は現在実行中の減量記録を含む個人的なメモとして始めましたが、最近はコンピュータやガジェット、ハック、セキュリティネタのほうがメインになっております。

はてなダイヤリー時代はカテゴリ分けが適当だったのですが、これはそのうち直します。


古いパソコンの処遇(続)

1月7日の日記に古いパソコンの処遇というのを書いたのですが、「Quaderno33 を譲って欲しい」というコメントを頂いたので、ここでお返事します(メールでの返信をご希望でしたけど、捨てアドレスを作っていないのですみません)。



結論から書きますが、現時点で古いパソコンを譲るつもりはありません。



Quaderno33 のうち1台はすでに起動せず、もう1台も確認こそしていませんが、きっと起動しないでしょう。原因はたぶんCMOSバックアップ用のバッテリが消耗しているためだと思います。それから付属品も揃っていません。そして何よりも問題だと考えているのは、ハードディスク内に個人的なデータや仕事関連のソースコードがまだ残っているからです。



Quaderno33を実際に使用していたのは1992年〜1994年頃ですが、この間のNiftyserveのログやメールの送受信記録、さらには開発中のフリーソフトウェアソースコードや仕事関連のデータもまだ残っているので、そのまま差し上げるわけにはいかないのです。



かといって起動しない以上はデータを削除するには分解してハードディスクを取り出すしか方法はありませんが、Quaderno33の分解が大変に面倒くさい。まるで箱根細工のようです。正しい分解手順はうろ覚えなので、破壊せずに分解できる自信はありません。



しかも2台のQuaderno33はどちらもハードディスク交換やメモリ増設改造を施してありますが、数回の分解のためか外装パーツにクラックが入っています。これ以上分解を行うと外装パーツが完全に割れてしまうかもしれませんし、フレキケーブルは一度断線していてジャンパで修復してあるような状態です。



Echos24CだったらHDDの取り出しは簡単なので、データを削除したらお譲りすることは不可能ではありませんが、こいつも1994年〜1996年の間、毎日のように携帯しており、さらに1997年〜2000年までは自宅サーバとして24時間フル稼働していたのでかなりガタがきています。こちらも外装パーツはボロボロで、バッテリはタイラップで無理やり固定しているような状況です。



それでもどうしても欲しい、ということでしたら再考します。