24時間テレビって、結局は何がしたいのか? (100Kmマラソン編)
恒例となった100Kmマラソンだけど、24時間で100Kmということは、不眠不休で走破するとしたら100(km)/24(時間) ≒ 4.2Km/時だ。
ではこれを1分間あたりの移動距離に換算するとどうなるか。4200(m)/60(分) = 70m/分です。
さらに1秒間あたりの移動速度に換算すると、70(m)/60(秒) = 1.17m/秒です。
これって、普通に歩くスピードと大差が無いハズです。
でも不眠不休で走破するのは無理なので、休憩等の時間を8時間として合計16時間で走破するものとします。
100km/16時間 = 6.25km/時 ですから、さっきよりは少々きつい条件かもしれません。
しかし、こう考えてみてはどうでしょうか。中学生や高校生の頃に身体測定で1500mを走ったときのタイムは、概ね10分以内に収まっていたはず。走るのが速い人で5分以内、遅い人でも8分程度で走破できていたことでしょう。
このときと同じペースで6kmを走破するのに必要な時間は40分程度です。一時間で走破するのは十分に可能な数値でしょう。
ちなみに1分間あたりの移動速度に換算すると、6250m/60分 = 104.2m/分です。全力疾走で100mを走ると成人でだいたい25秒以内だと思いますが、それよりは十分にスローペースでしょうね。
100kmという数値を見せられることで、非常に長い距離に挑戦しているように見えますが、実体はこんなものです。