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pslaboの日記

はてなダイヤリーからはてなブログに引っ越してきました

この日記は現在実行中の減量記録を含む個人的なメモとして始めましたが、最近はコンピュータやガジェット、ハック、セキュリティネタのほうがメインになっております。

iPad3のSIMロックに関する考察とSIM下駄による解除の試みはSoftbank版iPad3にiPhone用のSIM下駄を履かせてみるにいろいろ書いてます。

ポストした内容のカテゴリー分けがちゃんと出来てないので、過去記事を探したい方はお手数ですが検索で探してみてください。


MVNOのパフォーマンスを測るなら、現状では speedtest.net が良い

回線の速度を測定できるサービスやアプリはイロイロありますけど、MVNOの回線について挙動を正しく把握したいならば、speedtest.net の iPhone / Android アプリが「現状では」最も良い選択肢です。


たいていの速度計測アプリでは、速度の平均値だけをレポートします。しかしIIJmioのように「最初の3秒だけは帯域制限が掛からない」というチューニングに対して平均値を算出するだけでは、正確な数値とはいえません。本来ならば「単位時間辺りの通信量と時間変化」という2次元のデータなのに、それを平均化すると「測定区間における平均速度」という1次元の値に変わってしまうので、実際の使用感を正しく反映できない結果が算出されるわけです。

で、speedtest.net のアプリはどうかというと、測定時の速度の変動がグラフ描画されます。これをみれば、IIJmioのようなケースでも最初の3秒とそれ以後の挙動の違いが一目で判ります。

また、speedtest.net のアプリでは計測サーバに対する ping の値も計測しますが、この数値の大小により、レイテンシ(リクエストを投げて帰ってくる)の良し悪しも見えてきます。レイテンシが速い遅いというのは、100m走でスタートの合図にどれだけ素早く反応できるか、というようなものです。レイテンシが遅いのはスタートラインからの走り出しが遅いのと同じです。走り自体が速くてもスタートを切るのが遅ければ競争に負けてしまいます。

通信回線でレイテンシが悪いとWebページの表示がもたついて相当にイライラさせられるはずです。通信速度が遅くともレイテンシが良好ならば意外と苦にならないかもしれません。動画配信サイトの視聴ならば、レイテンシが少々悪くとも充分なスピードが出ていれば視聴自体はスムースに行えますが、再生位置を変える操作は反応が若干悪いかもしれません。


だから数値計測においては「時間軸を基準とした速度の変化」と「レイテンシ」の2種類を計測するべきだと思うのです。

私の知る限りでは、この2つを計測できるのは speedtest.net のアプリだけです。ただしこのアプリを用いても「時間軸を基準とした速度の変化」をログに残すことはできません。計測直後の画面に表示されているだけです。そんなわけで「現状では」という前置きにしたワケです。