IIJmio をオンライン手続きで開通した方は、ビックカメラのBIC SIMカウンターでのSIMサイズ変更手続きがうまく進まない場合がある模様。
要約すると...
- 過去にインターネットで開通手続きしたときに登録されている文字が、現在の契約手続きでは通らない場合がある、らしい。
- このため、IIJmio をオンラインで開通させた方がビックカメラの店頭でSIMサイズ変更手続きを行おうとすると、端末側でエラーがでて処理が継続できない。
ということらしいです。何を言ってるのか自分でもよくわかりませんが、なんかそういうことがあるみたいです。
ちなみにここではSIMサイズ変更手続きと書いてますけど、SIM再発行でも同じことが起きるでしょう。(というか、店頭での申込手続きにこの2種類が別個に存在しているけれど、実質的には同じですよねえ)
本件の対応は、来店手続き時に「BIC SIMカウンターの担当者が対面対応」しつつ、「IIJmio側担当者が同時に電話対応して問題点を修正する」という流れになるそうです。
本件のナレッジがビックカメラやIIJ側で適切に共有された状況になれば、上記の回避手順で手続きが進められると思いますが、それには多少の時間がかかるでしょう。こんなことに遭遇する確率は低いと思うのですが、過去にオンラインで手続きされている方がビックカメラのBIC SIMカウンターで手続きを行う際は、運悪くこんなことに遭遇する場合もあるんだという程度でお読みいただければと。
今回、店頭でのSIMサイズ変更手続きを試みた理由。
SIMサイズ変更手続きはオンラインでもできますが、再発行されたSIMが手元に届くまでのタイムラグがありますし、そもそも何時届くかは保証されておりません。店頭で手続きするのは、やはり利用不可能な期間が生じないから便利です。即日手数料が1000円余計に乗っかってきますけど、タイムラグが実質無しで手続きできるのはありがたい。
ビックカメラ店頭での手続きの所要時間は、受付開始までの待ち時間を除けば、通常はこれくらいかかるっぽいです。
申し込み内容 | 手続き時間 | 手続き後、SIM受け取りまでの待ち時間 |
SIMサイズ変更・再発行 | 10分前後 | 20分前後 |
新規開通、MNP移転 | 30分前後 | 1時間前後 |
なお、新規開通やMNP移転に時間がかかるのは、IIJmio の新規契約は手続きで処理すべき内容がいろいろと多いっぽいです。そりゃそうですよね。mioID を新規にアカウント発行したり、本人確認書類の手続きを行ったりと、することはたくさんあります。
既存ユーザの手続きでも mioID とパスワードは必須です。窓口の専用端末(iPad)に入力しますから、ちゃんと準備しておかないと手間がかかります。
で、手元の IIJmio 契約は、ビックカメラで2014年に購入したウェルカムパック。これをオンライン手続きで開通させています。
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契約プランはファミリーシェアプラン(SIM3枚)で利用中なのですが、このうちの1枚をmicroSIMをnanoSIMに変更すべく、ビックカメラに向かいました。
今回のSIMサイズ変更手続きは「今月末まではキャンペーン中につき、SIMカード変更手数料が無料」というのに乗っかってみました。(即日手続きの手数料は無料ではない点が注意)www.iijmio.jp
ところが、実際にやってみると、うまくいかんかったです。手続きの途中で更新用端末に「更新情報の送信に失敗しました。不正なマルチバイト文字列が含まれています。」のメッセージが出て先に進まない。
これは現場で解決できる内容でも無さそうなので、今日は時間的な余裕が無いこともあり、一旦退却。
今回の手続きをおさらいしてみると、こんな感じですね。
ビックカメラのBIC SIMカウンターで「SIMカード変更」で申し込む。
申し込み用紙に、IIJmio の mioID や希望する手続き内容などを記入して待つ。
↓
窓口のiPadで専用アプリから手続きする。
↓
mioID と パスワード を入力してアプリにログインし、契約者自身が入力して手続きを進める。
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免許証を写真撮影して送信するところで、「不正なマルチバイト文字列が送信されました」のメッセージが出て先にすすめない。
↓
端末を変えても症状変わらず。
↓
窓口の担当者がIIJに問い合わせ中
↓
IIJからの連絡待ち
↓
IIJからの折り返しの電話があるも、対応に時間がかかりそうな雰囲気だったので手続きを中止。状況について別途連絡頂くことにする。
↓
IIJ側からの返答は「過去の契約時に入力できた文字が現在のシステムでは受け付けないようになっていることが原因の模様。次回の来店時に、店頭窓口とIIJサポートセンターが電話連絡を取りつつ手続きを進めることで対応する」ということでした。
そんなわけで今回は手続きはスムースにいきませんでした。
しかし、一連の処理が iPad 上の業務アプリだけで行われるのは実に興味深いですね。
そういえば AppleStore の店舗スタッフも iPhone で顧客対応から決済までを処理しているし、こういうのがどんどん進んでいくんでしょうね。