今さらだけどサポートが切れて久しいWindows XPを再インストールするための4つの手順
自分用のメモ。
2017/05/16追記
XPの再インストール後は、WannaCrypt対策のパッチを宛てておかないとヤバいです。
pslabo.hatenablog.com
基本的にはおススメできない作業ですけど、いろんな検証作業用にコレが必要な場合がありますので、自分のところで行った手順を箇条書きでまとめてみる。
- Windows XP Service Pack3 をインストールする
- Internet Explorer 8 をインストールする。
- WindowsUpdateAgent を最新版に入れ替える。
- WindowsUpdate を実行する。
Windows XP Service Pack3 については、OSのインストーラ自体が Service Pack3 を含むものを使います。MSDN 加入者なら普通に手に入るシロモノなので、これについてはコメントしない。
Internet Explorer 8 と Windows Update は以下のURLからダウンロードできます。URLはリンクとならないように敢えて最初のhを落としています。実際にこれらをダウンロードするときには、接続先のサーバが明らかにマイクロソフト所有のものであることを whois や nslookup, dig などを駆使して確認した上でアクセスすべきです。(この話が理解できない方は、そもそも Windows XP を再インストールするようなリスクの高い行為を行うことはおススメできません。というか、行ってはダメだと思います。)
ttp://download.microsoft.com/download/0/5/7/05716044-2806-40DA-8332-D3ED79BC8F68/IE8-WindowsXP-x86-JPN.exe
ttp://download.windowsupdate.com/WindowsUpdate/redist/standalone/7.4.7600.226/WindowsUpdateAgent30-x86.exe
また、Windows XP の再インストール関連のネタで検索すると「Internet Explorer 8をインストールした後に Fix it 50777をインストール」するという話がよく出てきますが、これはやってはダメな行為と考えます。どうやら Fix it 50777 はすでに公開が停止しています。そして2016年9月時点で検索して見つかるページはいずれもマイクロソフトの正規のサイトではありません。正規のサイト以外からダウンロードしたインストーラにはマルウェアが付いている可能性があります。
そもそも正規のサイトではないところからファイルをダウンロードすることはきわめて危険なのに、それに加えてXPを再インストールするというリスクが重なるので、そのようなサイトからのファイルダウンロードは絶対に避けるべきです。
なお、このメモに記載のURLは以下の記事を参考にしています。