Delphi と C++Builder の Starter Edition をインストールした環境を再インストールするときは両方が一発でインストールできる
タイトルだけだと何を言っているのか分からないネタですよね。。。
エンバカデロ・テクノロジーズのアプリケーション開発製品である Delphi と C++Builder は複数のエディションがあるのですが、Delphi と C++Builder をパックにしたものを "RAD Studio" としてリリースしています。
しかし、Starter エディションには RAD Studio の設定が無いので、Delphi と C++Builder の両方をインストールしようとすると別々にインストールするか、またはインストール時にライセンスマネージャを別途実行して2つのライセンスを有効化するなどの小細工が必要です。
ですが、一度アンインストールして再インストールすると、ライセンスアクティベーション情報だけは引き継がれます。このときに両方のライセンスを検出してくれるため、再インストール時は両方を一度にインストールできるわけですね。
実際にやってみると一度アンインストールした後のインストーラ実行では、以下のスクリーンショットのように Delphi とC++ の両方が特別な作業を行わずとも選択可能となっています。
インストール後のスタートメニューの中身はこんな感じ。ライセンスマネージャのライセンス表示も見えるようにスクリーンショットとりました。
スタートメニューには、Starter Edition には存在しないはずの "RAD Studio 10.1 Berlin" の表示が見えます。
なお、この作業は単に再インストールをしたかったのではなく、今週リリースされた Update 2 を試してみるための作業のついでに検証しました。