pslaboが試したことの記録

はてなダイヤリーからはてなブログに引っ越してきました

この日記は現在実行中の減量記録を含む個人的なメモとして始めましたが、最近はコンピュータやガジェット、ハック、セキュリティネタのほうがメインになっております。

はてなダイヤリー時代はカテゴリ分けが適当だったのですが、これはそのうち直します。


Delphi と C++Builder の Starter Edition をインストールした環境を再インストールするときは両方が一発でインストールできる

タイトルだけだと何を言っているのか分からないネタですよね。。。

エンバカデロ・テクノロジーズのアプリケーション開発製品である DelphiC++Builder は複数のエディションがあるのですが、DelphiC++Builder をパックにしたものを "RAD Studio" としてリリースしています。

しかし、Starter エディションには RAD Studio の設定が無いので、DelphiC++Builder の両方をインストールしようとすると別々にインストールするか、またはインストール時にライセンスマネージャを別途実行して2つのライセンスを有効化するなどの小細工が必要です。


ですが、一度アンインストールして再インストールすると、ライセンスアクティベーション情報だけは引き継がれます。このときに両方のライセンスを検出してくれるため、再インストール時は両方を一度にインストールできるわけですね。


実際にやってみると一度アンインストールした後のインストーラ実行では、以下のスクリーンショットのように DelphiC++ の両方が特別な作業を行わずとも選択可能となっています。
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インストール後のスタートメニューの中身はこんな感じ。ライセンスマネージャのライセンス表示も見えるようにスクリーンショットとりました。
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スタートメニューには、Starter Edition には存在しないはずの "RAD Studio 10.1 Berlin" の表示が見えます。

なお、この作業は単に再インストールをしたかったのではなく、今週リリースされた Update 2 を試してみるための作業のついでに検証しました。