mitmproxy をBASIC認証付きで利用する
mitmproxyはブラウザとウェブサーバの通信内容を調査するときにとても便利なツールですよね。手元の環境で自由に上げ下ろしできるので、とても助かります。
さて、とあるHTTPクライアントアプリ(ネイティブアプリ)を試験するときに認証付きのHTTPプロキシとの組み合わせを検証する必要が出てきました。こういう試験のために squid とかをまじめにセットアップするのは工数が見合わないので、もっと楽にやりたい。というわけで、これを mitmproxy でやってみることにします。
準備するもの
mitmproxy
mitmproxy はこのページの release のリンク先からダウンロードできます。macOS や Linux 向けの場合は python が必要ですけど、Windows の場合はリンク先から installer や zip をダウンロードするだけでOKです。installer と zip の違いはファイルを自動で配置してくれるかどうか、だけです。だから通常は zip で良いのではと思います。私の場合はこの手の類のポータブルなバイナリは Google Drive に放り込んでおき、どの作業環境からでもすぐに使えるようにしてます。
mitmproxy - home
実行方法
Windows の方は mitmweb.exe --htpasswd パスワードファイル と指定すればOKです。これで mitmproxy が認証付きで動作します。