Softbank回線のMVNOが登場したら、iPhone用、iPad用、その他ソフトバンク用の3種類のサービスメニューになるのだろうな
Softbank回線のMVNOが登場した時のサービスメニューがどうなるかというと、iPhone用、iPad用、その他のソフトバンク端末向け、の3種類のサービスメニューが必要になるはず。
以前に Softbank 版 iPad の SIM ロック解除を SIM 下駄で試みた場合に調べた限りでは、ソフトバンクの iPhone と iPad 向けの SIM カードは IMSI 番号が以下のように違います。
SIMカード | IMSI |
---|---|
Softbank版iPad | 4402080 |
Softbank版iPhone | 4402081 |
このことは以前に書いたこちらの記事に詳しく掲載しています。 pslabo.hatenablog.com
そして iPhone, iPad ともキャリアロックは IMSI 番号ベースで行われているために、相互にSIMを入れ替えても使えないわけです。
また、iPhone/iPad以外のSIMは上記とは異なる IMSI 番号が振られているようです。
ここで、MVNO が顧客ニーズを満たしつつ、もっとも需要が多そうな iPhone/iPad 向けのサービスを提供しようとしたら、少なくとも iPhone 向け、iPad 向けの SIM は別個に出さねばならないはずです。
ここでさらに iPhone 向けにデータ専用、データ+SMS、音声の3種類を提供したり、あるいはiPad向けにデータ専用、データ+SMSを提供するとしたら、とてもカオスな感じになりますね。
日本通信がどういう形でサービス提供を行うのか、非常に気になります。