wena wrist pro を買ってオメガスピードマスターとDYIで組み合わせてみた
色々考えてみたけれど、やはりバッテリーが持たないスマートウォッチは基本的に受け入れられないし、画面が常時表示では無い機種もイマイチです。
なので、いっそのこと、画面なし、バッテリ長持ちな通知受け専用デバイスに手を出して見ることにしました。
購入したもの
今回購入したのは、 wena wrist pro Silverwena wrist pro Silver WB-11ASと、wena wrist pro用エンドピース20mm Silver SONY (ソニー) WB-EP200-Sエンドパーツ 20mmの2つです。
今回は組み合わせる時計が オメガ スピードマスター プロフェッショナル なのですが、こいつはバンド幅が20mm、wena wrist pro の標準のエンドピースは22mmなので、エンドピースの付け替えが必須なのです。
また、無謀にもDIYでやろうと思ったので、メタルバンド用のコマ外し工具も調達してみました。
コマ調整の手順
普通は時計屋さんに持っていくことを強くお勧めします。
今回購入したコマ外しは標準のエンドピース22mmをバンドから外す用途には微妙に不向きでした。(エンドピースがバンド側から時計側に向かって斜めに広がる形なので、真っ直ぐに押し込むことが難しい)
さて、それでもDIYでやる、という方には、私が行った手順を紹介しておきます。
エンドピース20mmが無理なくつけられそうかどうかを確かめる
手元のスピードマスタープロフェッショナルは、時計の上下バンド部分の幅に微妙に違いがありまして、片方はスムースにつけられそうなのですが、もう片方がクリアランスがなさすぎて入りませんでした。
仕方がないので少量のCRC5-56を塗りつつ、付ける側を入れ替えたりしていたら、ある向きから差し込んだ場合になんとか入りました。(が、多分、傷がついたかもしれない)
上下ともスムースにつけられそうでしたら、特に気にせずにエンドピースをバンドにつけてしまってOKですが、確認せずにバンドを準備した挙句、上下逆じゃないとつけられなかった、なんてことになったら、バンドとエンドピース を再度つけ直しですね。DIYでやるには楽しくない作業です。
エンドピース 22mmを wena wrist pro から外す
最終的なバンドの長さがわかっている場合は、エンドピースだけではなく、長さ調整用のコマも抜いてしまいます。
私の場合は調整用コマを2つ(両端からそれぞれ1つ)外していますが、これは長さが微妙に足りない感じがするので、調整ピースを入れて少し伸ばそうかと思っています。
エンドピースの外し方ですが、たまたま、手元にあったバネ棒外しの反対側がちょうどピンと同様の太さだったので、私はそれをピンに当ててハンマーで軽く叩いてピンをずらし、あとはラジオペンチで引き抜く、という方法で抜いてしまいました。
なお、この時計のバンドはピンがバンドの中でCリングを通って固定されていますが、Cリングは非常に小さい部品なので、DIYの場合はバンドの中から落ちないように注意して作業する必要があります。
Cリングが外れてしまった場合は安全ピンなどの針に軽くさしてバンドに押し込めば大丈夫です。ピンセットでつまんでなんとかしようとすると紛失の元です。
時計 + 20mm エンドピース にバンドを取り付ける。
取り付けの向きに注意してつけましょう。バンドとエンドピースを合わせて、ピンを所定の向きから押し込みます。今回購入したコマ外しはピン押し込みも可能なので、これを使ってじわじわと押し込んで行きます。ある程度押し込んだら、ピン抜き用の方でピンを押して、ピンの頭がバンドから隠れる程度に押し込んでおきます。
こういう工具がない場合は、ペットボトルの蓋を机の上において、半刺しのピンを垂直に押し当てて押し込む、という力技も一応は可能ですが、ピンが折れると残念なことになるので不慣れな方にはお勧めしません。また、この方法ではピンの頭がバンドから隠れるところまで押し込むことは難しいです。
バンド長を調整する
長すぎる場合はコマ抜き、足りない場合はコマを足して調整します。長さ調整のコマのパターンは取扱説明書を参考にしつつ行います。
とりあえずの感想
- 電池は4日くらい持ちます。
- スピードマスタープロフェッショナル + wena wrist pro は重量が150gくらいあるので、Pebble Time に比べると重量感がすごいです。