fetchmail で SPモードメールを取得する場合の最短の設定はコレかなあ。
これまでは、SPモードメールは Gmail から fetch させていたけど、これだと delay が長い。そこで いまさらながら fetchmail で設定しようと思ったのだけど、いろんなブログ等に出ている設定の内容にバラツキが多いようです。そこで、自分なりに設定を詰めてみました。
他のブログ等に記載の例との違いは以下2点と思います。
- デフォルトで有効のパラメータは設定から除外しました。
- "auth password" を追加してみました。SPモードメールの pop3 サーバは CAPA コマンド (サーバが受け入れ可能な機能一覧の確認要求) に対してエラーを返すようです。そこで最初から CAPA コマンドを送らないための設定です。
また、この設定は、fetchmail が動いている機材で SMTP を動かしておくことが必要です。
# daemon で自動実行する場合はコメントを外します。 # 最初はコメントのままとしておき、fetchmail -vvv で # きっちり動作検証した上でコメントを外したほうがよい。 # set daemon 30 # エラーメールを差出人に戻さず、postmaster に送る。 set no bouncemail # SPモードメール取得のための pop3 サーバの接続設定。 # ここの記述は基本的に変えない。 # 変えるとしたら、uidl を残すか消すか、くらいと思われ。 poll mail.spmode.ne.jp proto pop3 auth password port 995 uidl # [変更必要] SPモードのプロファイルを見ながら書き換える。 username "username@docomo.ne.jp の @ の左側文字列" password "SPモードメールのパスワード" # [変更必要] メール転送先アドレスを書く。 smtpname "転送先メールアドレス" # SSL 使用の指定。 # 本当は poll の箇所に記述できると設定がスッキリするのだけど、 # これはユーザオプションなので止むを得ない。 ssl