iOSから Wi-Fi でインターネット側まで IPv6 で通す試験環境を作ることを考える。
とりあえず構想中。
なにはともあれ、基本はコレ?
developer.apple.com
MacOSX で NAT64/DNS64 な試験ネットワークを作る。こうすれば、試験ネットワーク内のクライアントは常にIPv6だけで通信することになる。
しかしこれではインターネット側(というか試験ネットワークの外側)は基本的に IPv4 になってしまう。
どうせなら、インターネット側の IPv6 な機器とも通信してみたいわけです。
そうするとここで考え得る選択肢は2つ。
1つは、フレッツ光でIPv6なプロバイダを使うこと。このときに宅内ネットワークは IPv4 を殺しておく。そうすれば必然的に IPv6 only でインターネット側まで通信できるはず。またこの方法だと IPv4 側とは通信できなくなるかも。。。(この対策としては、プロバイダ側との通信を DS-Lite にすればよい)
しかしこれを現在の勤務先のネットワークに適用することは難しい。。。
ならば別の方法を考えねばならない。すると思いつくのは「IPv6 なモバイルキャリアの SIM を入手し、IPv6 対応のUSBモバイルモデムを Mac に装着する」という方法。これならば、途中で NAT64 が入りこそするけれど、すべての経路で IPv6 が問題なく使える。しかもインターネット側は iPv4/IPv6 デュアルスタックなので、インターネット側のすべてのノードとの通信に支障が出ないはず。
さて、自分の知識の範囲では、MVNO(格安SIM)のIIJmioはIPv6で通信できる。このときにいくつかのデータ通信端末(USBモバイルモデム)での動作はIIJ側で確認済みである。
techlog.iij.ad.jp
ならば、この組み合わせでとりあえず当面の課題は解決する。
できればここで、Macでのインターネット共有ではなく、Raspberry Pi とかで常設の試験ネットワークを作れれば、よりベターである。
しかし、ここらへんをみると、Raspberry PiでUSBモバイルモデムをEthernetとして認識させるのは、ハードルが高そうである。
qiita.com
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そうすると、SoftEtherのIPv6割当サービスを使うほうがよさげ? ただしこれを使う時点で、モバイルキャリアが IPv6 である必然性がなくなってしまうのだが。。。
[グローバル固定 IPv6 割当サービス - ソフトイーサ Web サイト
さて、どうしたものかと。