pslaboが試したことの記録

はてなダイヤリーからはてなブログに引っ越してきました

この日記は現在実行中の減量記録を含む個人的なメモとして始めましたが、最近はコンピュータやガジェット、ハック、セキュリティネタのほうがメインになっております。

はてなダイヤリー時代はカテゴリ分けが適当だったのですが、これはそのうち直します。


iOS12にアップデートしたばかりの端末をiOS11にダウングレードする

このネタは期間限定なのでご注意ください。おそらく、2018年9月いっぱいで賞味期限切れになります。

目的:検証用の端末を古いバージョンで手元においておきたい

iOS12はパブリックベータのころから試していたのですが、正式版がリリースされたとなると、逆に1つ前のバージョンを実機で残しておきたくなりました。

通常、iOSはアップグレードすると前のバージョンに戻せません。iOSを個別のデバイスにインストールするには、デバイス+OSの組み合わせに対してApple の認証サーバが発行するSHSH (Signature Hash) が必要になるからです。

このSHSHは新しいOSがリリースされてしばらくすると、旧バージョン向けの発行が停止します。逆に言えば、旧バージョン向けのSHSHが発行されている間はダウングレードが可能です。

つまりiOS12がリリースされた直後でiOS11向けのSHSHがまだ発行されている今ならiOS11に戻すことが可能なのです。

注意事項:OS入れ替えをすると完全に初期化されます

ダウングレードしたら、ゼロから環境を作り直すか、またはダウングレード対象OSバージョンでのバックアップから復元します。iOS12で作成したバックアップはiOS11には適用できないことにご注意ください。

必要なものを用意する

必要になるのはこんなものです。

PCは当然用意済みでしょうから、ここではファームウェアを入手することにします。iOS11の最終ファームウェアは11.4.1ですので、"iOS11.4.1 ファームウェア ipsw" のようなキーワードで検索すると、ファームウェアのダウンロードリンクを掲載しているサイトがいろいろ出てくると思います。このときに、ファームウェアのリンク先が確かに apple.com を指していることをよく確かめてください。ファームウェアのダウンロードリンクが apple.com ではないリンクは基本的に NG です。

iPhoneを探す」の機能をOFFにするなど、iPhoneを修理に出す際に推奨される作業を行っておく

これを行わずにダウングレードを実施すると、ダウングレード後の起動でAppleIDによるロックが掛かった状態になります。

iPhone を DFU モードにする

iPhone を強制リカバリーモードにするために DFU モードにします。基本的には以下の手順ですが、iPhoneX/8/8Plus以降ではホームボタンの代わりに音量ダウンボタンを押すみたいです。

  • 電源3秒押し→電源+ホームボタン10秒押し→ホームボタンだけをさらに押し続ける

iTunes からファームウェアを選択して復元する

DFUモードになったiPhoneをPCに接続し、Altキー (Windows) または Optionキー (macOS) を押しながら「復元」を選択すると、ファームウェアを選んでの復元ができます。ここで iOS11.4.1 のファームウェアを選択すれば、iOS12にアップデートした端末をダウングレードできます。

より詳しく知りたい方は、iOS の脱獄系の情報を調べるとよいでしょう

今回の手順で紹介した SHSH の話はiOS脱獄では必ず出てくる話題なので、脱獄関連の情報を調べるといろいろ参考になるはずです。