Google Chrome のアドレスバーからSalesforceの情報を直接検索できるようにする
Salesforceで顧客情報や商談情報を検索したいときに、Salesforceの画面を開いて検索のテキストボックスに入力するのはテンポが良くないと思うので、Google Chromeのアドレスバーから検索できるようにしてみます。
Google Chrome のアドレスバーに検索機能を追加する方法を確認しておく
Google Chrome ではアドレスバーで複数の検索エンジンを必要に応じて切り替えて利用できます。 この切り替えは、検索エンジンを選択するキーワードを入力するだけで行えます。 たとえばアドレスバーにyahoo.co.jpと入力してタブキーを押し、さらに検索ワードを入力するとYahoo Japanでの検索結果が表示されます。
この設定は chrome://settings/searchEngines で管理されており、検索エンジン名、検索エンジンを選択するキーワード、クエリURLの3つの組み合わせが管理されています。
そこで、たとえば検索エンジン選択のキーワードを sf と設定し、Salesforceで検索実行するURLをクエリURLに設定すれば、アドレスバーから sf と検索ワードを入力するだけでSalesforceの検索を実行できるわけです。
詳細についてはこちらのページをお読みいただくと良いでしょう。
Salesforceの検索結果ページのURLパラメータを調べてみる
Salesforceにログインして、何かのキーワードで検索してみると検索結果のURLは 次のように表示されました。
https://[SalesforceのURL]/_ui/search/ui/UnifiedSearchResults?searchType=2&………&str=何かの検索キーワード
パラメータが沢山ついているのですけど、最終的には str=xxxx で検索が行われていることが分かります。つまり、次の文字列をクエリURLとして登録すれば検索が行えます。
https://[SalesforceのURL]/_ui/search/ui/UnifiedSearchResults?searchType=2&………&str=%s
でも、ちょっと長すぎる気がしますので、次のように実行できないか試してみました。
https://[SalesforceのURL]/_ui/search/ui/UnifiedSearchResults?str=何かの検索キーワード
すると自分の環境ではこれでも検索結果が表示されました。ただし最初に行った検索結果よりも詳細な情報が表示されるようになりました。どうやら、普通に検索実行するときのクエリパラメータは検索結果の種類に対する絞り込みが設定されているようです。
どちらを利用するかは好みの問題なので、使いやすいと思うほうをクエリURLとして登録すれば良いと思います。