週刊文春 出版禁止の件
東京地方裁判所が週刊文春に対して出版禁止の仮処分を決定した件ですが、これって難しい判断ですね。
出版禁止が報道された
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何が書かれてるんだろうと思ってたくさんの人が買う
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当事者が差し止めたかった記事が逆に多くの人の目に触れて話題になる
これじゃ逆効果。だからといって、報道されなかったらどうなるか。
出版禁止の仮処分決定を報道しない
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週刊文春を買いに来た人が出版禁止を知る
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インターネット上などで「どうして出版禁止になったんだ」と話題になる
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中吊り広告などからいろいろ詮索される
というのもあまりよろしくないような気がする。では出版禁止の仮処分を申請しない場合はどうか。
普通に販売される
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当事者が差し止めたかった記事はそのままなのでプライバシーは侵害される
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でもその記事自体は特に注目を浴びるわけではない
うーん、まだこっちの流れのほうがマシな気がするな。