mitmproxy のプロキシ用ポートを変える
mitmproxy はデフォルトで 8080/TCP を使いますが、このポートはWeb系の様々なツールが標準的に使おうとしたりしますよね。
手元の環境では、Delphi/C++Builderで中間サーバを実装するためのフレームワークである RAD Server (EMS) の開発サーバがデフォルトで 8080/TCP を使っています。
そうするとツールを複数併用したい場合にツールの取り合いになって楽しくないけど、mitmproxy は補助ツールなわけすから、mitmproxy の使用するポートを変えることにします。
さて、手元の環境では Windows 向けの mitmweb を使っているので、この話は mitmweb で検証しました。
パラメータ
プロキシ用のポートは --port
で変更できます。
また mitmweb の Web 用ポートを変更したい場合は --web-port
で変更できます。
たとえば以下のように実行すれば、10080と10081を使うようにできます。
C:\mitmproxy-2.0.2-windows>mitmweb --port 10080 --web-port 10081 Proxy server listening at http://0.0.0.0:10080/ Web server listening at http://127.0.0.1:10081/
mitmdump でもこの通り。
C:\mitmproxy-2.0.2-windows>mitmdump.exe --port 10080 Proxy server listening at http://0.0.0.0:10080