pslaboが試したことの記録

はてなダイヤリーからはてなブログに引っ越してきました

この日記は現在実行中の減量記録を含む個人的なメモとして始めましたが、最近はコンピュータやガジェット、ハック、セキュリティネタのほうがメインになっております。

はてなダイヤリー時代はカテゴリ分けが適当だったのですが、これはそのうち直します。


mitmproxy のプロキシ用ポートを変える

mitmproxy はデフォルトで 8080/TCP を使いますが、このポートはWeb系の様々なツールが標準的に使おうとしたりしますよね。

手元の環境では、Delphi/C++Builderで中間サーバを実装するためのフレームワークである RAD Server (EMS) の開発サーバがデフォルトで 8080/TCP を使っています。

そうするとツールを複数併用したい場合にツールの取り合いになって楽しくないけど、mitmproxy は補助ツールなわけすから、mitmproxy の使用するポートを変えることにします。

さて、手元の環境では Windows 向けの mitmweb を使っているので、この話は mitmweb で検証しました。

パラメータ

プロキシ用のポートは --port で変更できます。 また mitmweb の Web 用ポートを変更したい場合は --web-port で変更できます。

たとえば以下のように実行すれば、10080と10081を使うようにできます。

C:\mitmproxy-2.0.2-windows>mitmweb --port 10080 --web-port 10081
Proxy server listening at http://0.0.0.0:10080/
Web   server listening at http://127.0.0.1:10081/

mitmdump でもこの通り。

C:\mitmproxy-2.0.2-windows>mitmdump.exe --port 10080
Proxy server listening at http://0.0.0.0:10080