pslaboが試したことの記録

はてなダイヤリーからはてなブログに引っ越してきました

この日記は現在実行中の減量記録を含む個人的なメモとして始めましたが、最近はコンピュータやガジェット、ハック、セキュリティネタのほうがメインになっております。

はてなダイヤリー時代はカテゴリ分けが適当だったのですが、これはそのうち直します。


古いドラム式洗濯機の修理について

東芝TW-G70という洗濯乾燥機を使っているのだが、ドラム式の初期型のためにトラブルがいろいろあった。過去のトラブルも含めて記録しておく。

1. 糸くずフィルターがないために排水管が詰まる
この洗濯機は洗濯やすすぎの際にでる糸くずを除去するフィルターを備えていない。洗濯やすすぎの際に出る糸くずは排水側にそのまま垂れ流しとなる。この糸くずにより排水管が詰まる場合がある。ペットを飼っているような家庭では洗濯物にペットの毛が混じるので、より顕著に問題となる。

この問題を解決するには、別売品のTHB-100という糸くずフィルターを排水側に装着する必要がある...が、こんなものを装着しなければならないような設計は間違っていると思う。

2. 長期間使用すると、乾燥に時間がかかるようになる。
この機種の乾燥系にも、糸くずフィルターがない。正確に言うと利用者がメンテナンス可能な位置に糸くずフィルターがない。通常のドラム式乾燥機の構造を考えれば、これはあり得ないことである。ドラム式乾燥機では使用後に毎回フィルターを掃除することが推奨されているくらいだ。これについては糸くずは排水側に流しているということらしいのだが、それでも完全に流せるわけではなく乾燥系統の部品(フィルター?)に糸くずが付着するようだ。このため長期間使用すると、内部の部品が目詰まりして乾燥に時間がかかるようになる。これを解決するには、別件の修理の際についでにメンテナンスしてもらうか、自分で分解清掃しなければならない。

3. 洗濯機の扉をあける際に取っ手が壊れる場合がある。
ドラム式洗濯機では特定の条件下でドアロックがかかり、扉を開けることができない。そして最近のモデルでは扉を開ける際にはドアオープンのボタンを押すようになっている。

しかし古いドラム式洗濯機では扉の取っ手を引いて開けるという操作となっている。これはおそらくはドラム式乾燥機の構造を参考に設計されていたためであろう。しかし前述のように特定条件下ではドアロックされているため、この状態で取っ手を引っ張ると内部の部品に過大な力が掛かって部品が破損する場合がある。