※現在作業中につき、内容は不完全かつ不正確です。
1. 古い PalmDesktop のデータを丸ごとバックアップする。
一般的には C:\Program Files\Palm\[HotSync ID] にデータがありますから、これを丸ごとバックアップします。一部の Clie では C:\SonyPDA\[HotSync ID] かもしれません。
さらに、PalmDesktop を起動して「予定表」「アドレス」「ToDo」「メモ帳」のデータをエクスポート (ファイル → エクスポート)しておきます。
2. 古い PalmDesktop をアンインストールする。
まず最初に、各種コンジットをアンインストールします。そして PalmDesktop をアンインストールします。
さらに可能ならば次の操作を行います。
・PalmDesktop インストールディレクトリ (C:\Program Files\Palm) の削除
・レジストリ [HKEY_CURRENT_USER\Software\U.S. Robotics] の削除
3. Tungsten T2向け Windows NT用の PalmDesktop を palmOne のサイト (http://www.palmone.com/us/support/downloads/windesk41SE.html) でダウンロードする。(T5 付属のPalmDesktopは日本語を正しく取り扱えない)。
4. T2 用の PalmDesktop 日本語化パッチを http://emeraldshell.lolipop.jp/patio/annex.cgi?mode=view2&f=6&no=6 よりダウンロードする。
photos.exe のパッチは失敗するかもしれませんが、実用上の問題はないと思います。
5. 英語版Palmで日本語を取り扱うためのソフトウェアをインストールする。
いろんなソフトがありますので、お好みでどうぞ。私は現在はJ-OSを使っていますが、JaPonがちょっと気になってます。
J-OS (http://simple-palm.com/josseries/index.html)
JaPon (http://www5f.biglobe.ne.jp/~T-Pilot/PalmWares/JaPon/)
CJKOS (配布元サイトを知らない)
Yomeru (http://www.geocities.com/b_palm_ug/yomeru.html)
6. データを移行する。
最初の作業でバックアップしたディレクトリから次の4つのサブディレクトリ(address, datebook, memopad, todo)を探して、C:\Program Files\Palm\[HotSync ID] に上書きコピーして、HotSync を実行します。
7. バックアップソフトウェアをインストールする。
バックアップソフトウェアは基本的に有償なので、常用するかどうかは各自の利用形態によって異なりますが、機種変更時の初期の段階では大変便利です。アプリケーションの組み合わせによってはハードウェアリセットでしか復旧できないケースもあるので、少なくとも 5. の状態まで簡単に戻せるようにしておいたほうがよいと思います。バックアップ先は当然ながら SD カードですので、64MB 以上のSDカードを用意しておきましょう。
BackupMan (http://www.bitsnbolts.com/tungsten_t5.html)
BackupBuddyVFS (http://www.bluenomad.com/bbvfs/prod_bbvfs_details.html)
8. アプリケーションのインストール
新しい機種で使うアプリケーションを一つづつインストールしていきます。できればインストールをするごとに最低2世代分のバックアップを作成しておいて、失敗した際に元に戻せるようにしておいたほうがよいでしょう。
9. 日本語入力を可能にするソフトをインストールする。
J-OS をインストールした場合は、通常は J-OS IME もインストールすると思いますが、辞書がどうしても弱いのと、インライン変換ができないことが不満なので、必要に応じて他のIMEをインストールします。ATOK は商品なので辞書はよく出来ているように思います。PoBox はインライン変換できるけど辞書が弱い?
PoBox for Palm OS 5
ATOK for Palm OS 5
10. 現在使用中のソフトウェアなど
BackupManバックアップソフトウェア
DA LauncherDAを起動するソフトウェア
PowerLOCALIZEZR「英語版ソフトウェアに対応したオーバーレイ」を管理するソフトウェア
TsPatchTiny/Smallフォントを使えるようにするパッチ(基本的には TsPatch 対応アプリケーションでのみこれらのフォントを利用可能)
Select FontTsPatch 導入済みの PalmOS5 で、標準のアプリケーションなどで選択可能なフォントサイズの種類を増やすユーティリティ
T-Suite行頭で自動で大文字になる機能を抑制したり、いろいろ
TimeCopyHotSync の際に時刻をPCの時計と同期するソフトウェア
TimeCopyHotSync の際に時刻をPCの時計と同期するソフトウェア
確定履歴編集ATOK for PalmOS5 の推測変換機能の確定履歴を編集できるソフトウェア。ただしこのソフトウェアを利用する場合はIMEをATOKから他のソフトウェアに切り替える必要があります。
FEPsFEPを切り替えるユーティリティ。ATOK, POBox を切り替えるために使用。
POBox for PalmOS5ATOK の確定履歴編集を利用するために、FEPs で IME を ATOK から切り替えるためだけにインストール。