pslaboが試したことの記録

はてなダイヤリーからはてなブログに引っ越してきました

この日記は現在実行中の減量記録を含む個人的なメモとして始めましたが、最近はコンピュータやガジェット、ハック、セキュリティネタのほうがメインになっております。

はてなダイヤリー時代はカテゴリ分けが適当だったのですが、これはそのうち直します。


カスタマイズしたカーネル向けのドライバを rpm 化するためのメモ

カスタマイズしたカーネルrpm を作成したときに、まれに導入対象機材によって NIC のドライバを別途作成しなければならない場合がある。

しかしこの手の作業を何度も繰り返すと飽きるので、予め NIC のドライバも rpm 化しておくと便利だ。

そこでこのようなドライバを rpm 化しておくための手順をメモする。
※この内容をそのまま実行するとエラいことになるかもしれないので要注意。意味を理解して実施すべし。

必要なもの

カスタマイズしたカーネルsrpm
NIC ドライバのソースコード + spec ファイル

確認事項

kernel*.spec の "%define release" で設定した文字列

手順

rpm -ivh kernel*.src.rpm
cd /usr/src/redhat/SPECS
rpmbuild -bp kernel.spec
cd ../BUILD/kernel*
mv linux-* linux-*-%release
mv linux-*-%relase /usr/src/
cd /usr/src
rm linux-?.?
ln -s linux-*-%release linux-?.?
cd linux-*-%release
cp configs/kernel-?.config .config
make oldconfig
make dep ; make clean


cp -p [nic-driver].tar.gz /usr/src/redhat/SOURCES/
cd /usr/src/redhat/SOURCES
tar zxvf [nic-driver].tar.gz
cd [nic-driver]
find -type f -name *.spec
rpmbuild -bb [nic-driver_specfile]