クローン携帯に関するITmediaの記事(後編)
昨日の続き。
昨日の記事は
という文章で終わっていたので、果たしてどんな真相を伝えてくれるのかと楽しみにしていたが、今日の記事 "クローン携帯をめぐる、“真偽”の判断は、ずいぶんとトーンダウンした印象を受けた。
次回は、クローン携帯の真相について、より深く考えてみたい。
昨日の煽り記事に比べるとはるかにまともな内容だと思う。
正直なところ、昨日の記事は要らない。一般の利用者にとって重要なことは、自分の電話番号を持つクローン携帯が存在しているかどうかだろう。技術的な側面なんて大した意味はない。その内容を読みこなすだけの知識を持たない方には無意味であり、「なんだか判るような判らないような、でも自分の番号が悪用されてたら怖いなあ」という程度の認識かもしれない。
もっとも、さらに技術的に突っ込んだ話が出てくるのかと期待していたので、少々肩透かしを食らった気もする。
クローン携帯に関する議論としては、スラッシュドットジャパンの記事、クローン携帯で初提訴やドコモ曰く、「クローン携帯は存在しない」あたりが個人的には面白かった。
FOMA 900iシリーズ最初の発売は...
FOMA「F900i」を発売だそうです。
ほかの機種はどういうスケジュールで発売されるのか、気になります。
MS04-004 : Internet Explorer の重要な更新
Internet Explorer 6 Service Pack 1 用セキュリティ問題の累積的な修正プログラム(MS04-004) がやっとリリースされました。
これでURL偽装の脆弱性が解消されましたが、同時に少々困った問題が出てきました。このアップデートを適用すると、URLに次の形式が利用できなくなります。
http(s)://username:password@server/resource
このURL形式はHTTP BASIC認証で要求されるIDとパスワードをURLとして記述したもので、ID、パスワードが必要なページを、その情報ごとブックマークする時などに便利です。でも当然危険です。
しかし、適切に管理されたコンピュータで利用する分には構わないように思います。
ショルダーハックされるリスクを承知でパスワードが記録されたメモ紙を見ながらIDとパスワードを入力するよりは、はるかにマシな方法だという気がします。
これについてのナレッジベースは834489 - Internet Explorer で HTTP URL と HTTPS URL のユーザー情報を処理する際のデフォルトの動作を変更するソフトウェア アップデートのリリースについてに出ていますが、この新たな機能追加(修正)を回避する方法はないそうです。
今後はブラウザを2種類使い分けることにしようかな。
18:15 追記
834489 - A security update is available that modifies the default behavior of Internet Explorer for handling user information in HTTP and HTTPS URLsによると、レジストリキー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_HTTP_USERNAME_PASSWORD_DISABLE に利用するアプリケーションのファイル名 (iexplorer.exe とか explorer.exe とか) のDWORD値を 0 で作成すると、そのアプリケーションでは http(s)://username:password@server/resource の形式が使えるようになるそうです。
Win2K でレジストリエディタで編集するのが面倒な場合はこんな内容をiexplorer_username_password_enable.regという内容で保存し、それを開くと簡単ですね。(内容は保障しませんので own risk でよろしく)
Windows Registry Editor Version 5.00[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_HTTP_USERNAME_PASSWORD_DISABLE]
"iexplore.exe"=dword:00000000
"explorer.exe"=dword:00000000
とりあえずブラウザ2種類併用の危機は回避できた。
CLIE PEG-TH55 発表
新しい CLIE PEG-TH55が発表されました。
見た瞬間、欲しいと思いました。(危)
普段使っているのはTungsten T3なのですが、不満に思っているのは無線LAN機能が無いことです。でも、この新型クリエはIEEE802.11b搭載。
嫁のPEG-T650Cが次に故障したら、コレに買い換え決定かな。
追記:
Tungsten T3 と PEG-TH55 の仕様を比較してみました。
機種 Tungsten T3 PEG-TH55 PEG-T650C 縦 109.22mm (4.2inch) 121.5mm 118.0mm 横 76.2mm (3.0inch) 73.3mm 71.8mm 厚さ 16.8mm (0.66inch) 15.7mm 12.5mm 容積 139.81cm3 139.82cm3 105.90cm3 重さ 156g (5.5oz) 185g 140g
PEG-TH55がちょっと縦長ですが、これはTungsten T3が通常は320x320で使い、必要に応じて5-way Navigationの部分をスライドさせることで320x480表示が可能になるという仕組みのため、実質的な大きさはTungsten T3の方が大きいのかもしれません。
29グラムの重さの違いはデジタルカメラ機能と無線LAN関連でしょうね。
うーん、これだとTungsten T3でもいいや、と思いますね。
さらに追記
ついでなのでPEG-T650Cも比較。さすがにPEG-T650Cは小さいなあ。
64.9kg, 21.4%
前日比 +0.2kg
とりあえず64kg台は維持しているけど、現在の減量方法だとこのあたりが限度かも。