過去の日記でも書いていたが、米国法人 野口英世記念財団のウェブサイトは2007/09/22の時点で中身がない状態になっていた。ところが2008/03/08付けで、ウェブサイトのホームーページ右上に「重要なお知らせ」というリンクがある。ここに書かれていることは衝撃的な内容だった。大雑把に整理すると、こんなことが書いてあった。
- 米国法人 野口英世記念財団 が何者かによって偽の書類を当局に提出されたことにより、法人が休眠扱いとなった
- どうもその偽の書類を作成したのは、米国財団法人 野口医学研究所らしい
- 野口医学研究所は「野口英世記念財団が自らに帰属する法人である」と喧伝しているらしい。
ずいぶんと不穏な話である。しかし、ウェブサイトを見ている限りでは野口英世記念財団の活動実態が見えてこないのもまた事実。現在もウェブサイトは実質的に中身が無い状態のようだし。
また、自分たちの財団法人に関する名義変更や解散手続きが勝手に行われていたことを把握認識していなかったこともかなりイタい感じ。これってアメリカにおける活動実態が実質的にないことを示しているようなものではないのか。