郵便物を送る場合に最適な選択肢を目的ごとに整理する
テレワーク期間中に会社に様々な提出物を郵送するときに、単に封筒に入れて郵送したり、必要に応じて速達にしていたのですが「単純に普通郵便を選ぶのではなくて、他の選択肢のほうがよいのではないか」と気づいたので、目的や用途にあわせた選択肢をまとめてみました。
封書を割安で送りたい
ミニレターを検討しましょう。ミニレターは正式には郵便書簡という名称で提供されており、封筒と便箋を兼ねた専用の用紙になっています。必要に応じて速達にすることもできますが、ミニレターを速達にするとレターパックライトと同じくらいの料金になりますので、あまりお勧めできません。レターパックライトは当日午前中の発送となるように出せば速達扱いにせずとも速達相当の時間で届く可能性がありますし、4Kgまでの物品を発送できます。A4の書類をそのまま曲げずに発送できます。あくまで「専用の封筒+便箋により、はがきと同じ料金で送ることができる」という位置付けと考えるのが良さそうです。 https://www.post.japanpost.jp/service/standard/two/type/
かさばらないものを送りたい。特に急ぎではないし、トラッキングも不要
急ぐ必要がなく、250g以下の場合は定形郵便物、定形外郵便で発送します。定型郵便物を急いで送りたい場合は速達にするよりもレターパックライトで午前中発送にするほうが割安になります。また定形外で250gを超える場合は速達にしない場合で390円の料金のため、レターパックライトのほうが割安です。このため250gを超える書類等を定形外で送る意味はほとんどありません。
定形外の大きさで急いで届けたい場合
午前中発送となるように出せるなら、レターパックライトまたはレターパックプラスにすべきです。レターパックライトは速達と同等の日数で届く可能性が高いのですが、送料は定形外郵便物を速達で発送する場合よりも割安です。
レターパックプラスはもっとも確実な選択肢です。速達相当で届き、発送状況をトラッキングでき、送付先に手渡しされます。定形外郵便物で150gを超える場合の速達料金はレターパックプラスよりも高いので定形外郵便物+速達にする意味がありません。
発送方法、大きさ、重さごとの最適な選択肢の一覧
以下の表で料金が太字の箇所はその条件で最適な発送方法を示しています。カッコ書きの箇所はレターパックライトやレターパックプラスに比べて割高となるため、この方法での発送は避けるべきです。
方法 | サイズ | 重さ | 封筒の種類 | 送料 | 送料(速達指定時) |
---|---|---|---|---|---|
定形郵便物 | 235mmx120mm | 25g | 84 | (374) | |
定形郵便物 | 235mmx120mm | 50g | 94 | (384) | |
定形外郵便物(規格内) | 340mmx250mm | 50g | 120 | (410) | |
定形外郵便物(規格内) | 340mmx250mm | 100g | 140 | (430) | |
定形外郵便物(規格内) | 340mmx250mm | 150g | 210 | (500) | |
定形外郵便物(規格内) | 340mmx250mm | 250g | 250 | (540) | |
定形外郵便物(規格内) | 340mmx250mm | 500g | 390 | (680) | |
定形外郵便物(規格内) | 340mmx250mm | 1kg | 580 | (870) | |
ミニレター | 160mmx90mm | 25g | 専用の封筒 | 63 | (353) |
スマートレター | 250mmx170mm | 1Kg | 専用の封筒 | 180 | - |
レターパックライト | 340mmx248mm | 4Kg | 専用の封筒 | 370 | - |
レターパックプラス | 340mmx248mm | 4Kg | 専用の封筒 | 520 | - |