pslaboが試したことの記録

はてなダイヤリーからはてなブログに引っ越してきました

この日記は現在実行中の減量記録を含む個人的なメモとして始めましたが、最近はコンピュータやガジェット、ハック、セキュリティネタのほうがメインになっております。

はてなダイヤリー時代はカテゴリ分けが適当だったのですが、これはそのうち直します。


最近の会計ソフトってこんなもの??

事務所で使っている会計ソフトが Windows 2000/XP に正式対応していないバージョンだったので、年度末の予算消化として Windows 2000/XP に対応しているバージョンに変更しました。

そのソフトの名前は「PCA会計8」と言います。

ところが「Power Users以上の権限を実運用時に要求する」という仕様のためにインストールでハマってしまい、頭を抱えています。

技術屋の立場としては、いまどきのソフトで「Windows 2000/XP 対応」と書かれていたら、それは「インストール時点で Administrator 権限を要求するのは仕方が無いとしても、実運用では制限ユーザで利用できる」ことを意味しているのだと思っていたのですが、それは大きな誤解だったようです。

今回導入したバージョンでは導入手順書を読むと「インストールは Administrator 権限、実運用は Power Users 以上の権限」と書かれているのです。しかも実際に試してみると実質的に実運用でも Administrator 権限でないと正しく動かない様子(これはインストールの手順を再度やりなおして確認するつもりです)。

MSDE2000 とか使ってるクセに実稼働で Power Users 以上の権限を要求するアプリって変だと思うのは私の勘違いなのでしょうか。アプリケーションの動作に必要な情報が MSDE2000 のデータベース上に格納されているならば、フロントエンドのアプリケーション自身が Power Users 以上の権限で動作しなければならない理由は無いハズなんですが...。

事前に体験版をダウンロードしてテストしなかったのも私のミスだし、権限について勝手に誤解していたのも私のミスですが、この程度の話はOSサポート情報のページに掲載しておいて欲しいものです。

個人で使うのならともかく、企業内ネットワークで使う場合には、Administrator 権限や Power Users 以上の権限を要求するアプリケーションを安易に認めるわけにはいかないので、こういうアプリケーションは本当に困ります。

こいつをどうやって運用しようかと思案中です。今までは Windows 98 のマシンに PCA会計を入れて使っていましたが、今回は VMWare or VirtualPC 上の仮想環境に導入するか、もしくはドメインに参加していないPCを専用マシンとして仕立て上げるくらいしか解決策が思いつきません。

しかも、もっとばかばかしい話として、Windows 2000/XP に対応していないバージョンでも、Administrator 権限のユーザでなら、このソフトは実際には動くという話があります。つまり今回のバージョンアップはそもそもやる意味が無かったかもしれないのです。



ちなみにもうひとつツッコんでおくと、インストールCDが「プリンタで印刷したラベルを貼り付けたCD-R」のように見えてパチもんくさくてイヤです。

ってゆーか、B's Recorder Gold で「メディアの情報」で見てみたら、製造元が「Taiyo Yuden Company Limited」とか出てくるし。本当にCD-Rだよぅ。

経理担当者によると会計事務所の方が「PCA会計はバージョンアップ期間の最後の時期に申し込んだほうが、バグの少ないビルドを入手できる可能性が高い」という意味不明なことを言っていたらしいのだけど、それはこういうことだったのかぁー。