7月も後半にさしかかり、そろそろ気温が高くなってきましたので仕事中に冷たい飲み物は不可欠と思いますが、ペットボトルのままで室内に放置するとぬるくなるし、グラスに氷を入れて使うと結露してグラスの周囲が濡れるため、対策としてステンレス製の保冷ジョッキを買ってみました。
保冷性能について
ジョッキに氷だけを半分くらい入れた状態で8時間くらい放置しても、氷が溶け残る程度には温度が維持されました。この状態でジョッキの外側には全く結露はありませんでした。
これくらいの保冷ができるなら、日中でも午前中、午後の2~3回に分けて冷えた飲み物を補充する分には特に不便なく使えそうです。
保温性能について
保温性能は基本的に期待していませんでしたが、ドリップしたばかりのコーヒーを注ぎ、どのくらい温度が維持されるかをざっくり試しました。
保温性能を期待しない理由は、蓋無しの容器だからです。蓋無しの容器に暖かい飲み物を入れる場合は容器が中空構造かどうかによらず、空気の対流と液面からの蒸発で温度が下がることが避けられないので、十分な保温性能を期待する場合は蓋つきであることが不可欠です。
実際、厳密な時間を測ってはいませんが1~2時間もするとドリップしたばかりのコーヒーはすっかり冷めていて、陶器のマグカップと比べても有意に長く保温できる感じはありませんでした。厳密に測ればはっきりとした違いがあるのかもしれませんが、密栓できる水筒にお湯を入れた場合の保温性能と比べると明らかに保温性能が劣ります。