ちょっと古い話ですが、2020/05/28にリリースされたVMware Workstation 15.5.5 からは、Hyper-Vと同居できるようになりました。
リリースノートの新機能の項目には、次の説明があります。
Windows 10 ホスト VBS のサポート: VMware Workstation 15.5.5 は、Hyper-V 機能(仮想化ベースのセキュリティなど)が有効になっている Windows ホストで実行するようになりました。
以下に、Hyper-V を有効にしたホストで VMware Workstation を実行するための最小要件を示します。
Windows 10 2004 でWindows Subsystem for Linux 2 (WSL2) を利用するにはHyper-Vが必須ですし、Docker for Windows も Hyper-V や WSL2 が必要なので、このアップデートはとてもありがたい。
ちなみに、現在の VMware Workstationの最新版は 15.5.6です。2020/06/09付けでリリースされています。
WSL2への移行にあたり、行ったことは次のとおりです。
Linux カーネル更新プログラムをインストールする
仮想マシンプラットフォームの機能を有効化する
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
WSLの現在のバージョンを確認し、WSL2に移行する
wsl -l -v wsl --set-version Ubuntu 2
デフォルトの WSL の設定を WSL2 にする
wsl --set-default-version 2