テレワーク用にクロスフォーカスチェアを買って1ヶ月経ったのでレビューする
2020年10月のAmazonプライムデーのときに、クロスフォーカスチェアを買ったのですが、そろそろ1ヶ月経つので使用感をレビューしておきます。
比較対象は、過去の勤務先で個人的に購入して使っていたイトーキ レビーノチェア エクストラハイバック ヘッドレスト 付きです。このためレビュー自体は辛めの内容です。
組み立てについて
モノは完成品ではなくDYIで組み立てる必要がありました。これは製品の価格を考えれば打倒な範疇です。定価が約4万円の椅子ですから。
レビーノチェア エクストラハイバックの肘掛付、ヘッドレスト 付きを買ったときは完成品が大きな箱で届きましたが、定価は14万円くらいの価格でした。2020年11月時点で中古で購入しても3万〜4万くらいの価格がついています。
なので、4万円の椅子がDYI前提で届くのは止むを得ない範囲です。
組み立てにかかる時間は1時間くらいと考えていればよいのではないかと思います。座面と背もたれ部分を接続するところだけ少し手間取るかもしれませんが、それ以外で手間取る要素はありませんでした。ひとりだけでも組み立てられますが、手伝う人がいればさらに楽です(これは組み立て式の椅子全般に言えるでしょうけど)。
使用感
座ったときの感覚について
腰痛持ちの方は椅子に深く腰掛けるような姿勢の良い座り方をすると思いますが、そういう方はランバーサポートの高さをしっかり調整しましょう。そういう座り方の習慣がない方は特に問題ないと思います。
簡易的なランバーサポート付きのため、仮にランバーサポートを外して深く腰掛けると必然的に猫背の姿勢になります。私自身がゲーミングチェアは初めて使うのでイマイチよくわかっていない部分もあるのですが、基本的にゲーミングチェアはこういう感じに作られているんじゃないかと思います。
なのでランバーサポートを外して座るというのはありえないのですが、ランバーサポートの位置を微調整してフィットする位置出しができれば問題なく使用できるようになりました。ここは少し手間をかけて調整しましょう。
レビーノチェア エクストラハイバックは深く腰掛けた状態でランバーサポートの高さや突き出し具合を完璧にフィットさせるような調整ができたのですが、これと比較するのは酷というものでしょう。
ネックサポートの高さについて
標準ではネックサポートの高さを調整可能な範囲は限られていますので、座高が高めの方にはおそらくフィットしません。ただしネックサポートの留め具を外して紐がけをして、椅子の上側からひっかけるようにするとちょうどよい高さに調整できました。
あるいは次のネックピローにすれば、紐がけしなくても椅子の上側からひっかけるような取り付けができます。
レビーノチェア エクストラハイバックはヘッドレストの高さや角度を任意に調整できたので、こういう問題はありませんでした。
リクライニングについて
リクライニングの角度は7段階くらいの調整ができます。最大まで倒すと、かなりフラットになります。これは特に不満はありません。
レビーノチェアは無段階に調整できたり、あるいは固定せずに背もたれのバネの硬さを変えてフリーに角度が変わるような調整ができましたが、4万円の椅子にこういう機能を期待してはいけないと思います。
総評
値段相応の椅子だと思いますので、値段を考えれば不満はまったくありません。
そもそも、過去に使ったことのあるレビーノチェアの出来があまりにも良すぎました。やはり椅子の機能と座り心地は値段に応じて変わることを改めて実感しています。
このため、次に椅子を買い換えることがあれば、予算の問題がなければもうちょっと価格が高い椅子を選ぶと思います。