なぜ東京-博多を飛行機ではなく新幹線移動するのか?
飛行機を使わない理由は、移動時間を有効に使いたいためです。
東京駅-博多駅は飛行機移動だと door to door で概ね3時間半〜4時間近くかかりますが、この間になにかまとまった作業を行うことは難しく、空港での出発待ち時間および飛行機での移動時間くらいですね。
新幹線だと約5時間の移動ですが、この5時間のほとんどを作業時間に充てることができます。
だから移動行程は飛行機利用のほうが速かったとしても、新幹線利用のほうが好きなのです。
さて、このときにいままでは「えきねっと」で予約してました。プラスEXのアカウントも持っていたのですが、プラスEXでは東京-新大阪間しか使えないので東海道新幹線区間の出張専用で使っていました。
しかし2017年9月2日付でプラスEXがエクスプレス予約に統合されたことで、東京-博多間のチケットが取れるようになりました。しかも、えきねっとに比べてお安いのです。
そこで、えきねっとの予約を取り消してエクスプレス予約で取り直すことを考えました。
えきねっととエクスプレス予約の違い
こんな違いがあります。えきねっとは、単にみどりの窓口でできることがオンラインでできるだけなので、それ以上のことはありません。が、エクスプレス予約は新幹線に特化していてチケットレス乗車できて、なおかつ乗車前なら予約変更が自由にできるのがとても便利な点です。
えきねっと | エクスプレス予約 | |
---|---|---|
買える区間 | 全国の新幹線、特急券、および乗車券 | 東京 - 博多の新幹線 |
乗車方法 | JR東日本の駅で切符を受け取って乗車 | 専用のICカードでチケットレス乗車 |
予約変更 | 切符受け取り前ならオンラインで1回可能、受け取り後はみどりの窓口で | 改札通過前なら何回でも |
シートマップでの席選択 | 東海道・山陽新幹線は不可(その他は可能) | 可能 |
新幹線以外の在来線乗車 | 東京都区内等を含む乗車券が購入可能 | 在来線分は別途購入しなければならない |
年会費 | 不要 | 1,080円 |
えきねっととエクスプレス予約の金額を比べてみた
えきねっとで買うとこんな金額です。片道ぶんを個別に買うよりも、行き、帰りの指定券 + 往復乗車券にしたほうが少々お安いですね。
種別 | 金額 |
---|---|
指定席+乗車券 | 22,950 |
指定席 * 2 + 往復乗車券 | 43,120 (指定券 9,130 * 2 + 往復乗車券 24,860 ) |
エクスプレス予約だとこんな感じ。
種別 | 金額 | えきねっととの差額 |
---|---|---|
EX予約 | 21,320 | 1,630 |
EX予約往復割引 | 39,460 (19,730 * 2) | 3,660 |
EX早特 | 17,000 | 5,550 |
EX早特 2枚 | 34,000 | 8,320 |
ずいぶん安い。ただし、エクスプレス予約の場合は東京駅までの移動料金、博多駅からの移動料金が含まれないことに注意が必要です。
またEX早特は3日前までの予約で適用される割引、かつ土日と平日で料金が違います。これは土日の金額。
そんなわけで、えきねっとで予約した指定券2枚をEX早割で取り直すことにしました。
なお、購入済み切符の払い戻しには指定券1枚あたり330円、乗車券1枚あたり220円の手数料がかかるわけですが、それを差し引いても十分にお安いので、全く問題なし。しかも今回は指定券だけを購入していたので、330円 x 2 = 660円の払い戻し手数料ですが、それ以上に割引が効きますしね。
まあそんなわけで、今後は東海道山陽新幹線部分はエクスプレス予約を使っていきます。
なお、新幹線にSuica, PASMOでチケットレス乗車できるスマートEXは2017年9月30日から始まりますが、こちらは年会費不要で利用できてなおかつ改札通過前なら予約変更可能なので、新幹線利用の頻度が少ない方にはスマートEXがオススメですね。
ただし基本的には通常の片道乗車、往復乗車に対して200円しか割り引かれないのに都区内の適用がないので、乗車区間によっては若干ながら高くつく可能性があるようです。
ですが早特はスマートEXでも購入できるようなので、スマートEXを利用する場合は早特がオススメのようです。