pslaboが試したことの記録

はてなダイヤリーからはてなブログに引っ越してきました

この日記は現在実行中の減量記録を含む個人的なメモとして始めましたが、最近はコンピュータやガジェット、ハック、セキュリティネタのほうがメインになっております。

はてなダイヤリー時代はカテゴリ分けが適当だったのですが、これはそのうち直します。


iPad Pro 旧モデルの修理はAppleStore持ち込みではなくオンラインでの手続きの方が良いかもしれない

タイトルだけで用件が済む方はスルーしてください。

詳しく知りたい方はどうぞ

発端:タッチパネルの反応が悪くなった

紙媒体と同じレイアウトのPDF資料を読もうとすると、10インチ前後のiPadでは読みづらいという理由でiPad Pro 2G 12.9インチを使っているのですが、あるとき、iPadのタッチパネルを触っても反応しないことがあるのに気づきました。

具体的には次の症状が出ました。

  • ホーム画面からアプリを選択しようとしてもタップが認識されない
  • Safariでスクロールや拡大表示しようとしても操作できない
  • Google Keepで手書きメモを記入中に2本指操作でスクロールできなかったり、拡大縮小操作をピンチ操作で行おうとしても行えない(操作を認識しなかったり、拡大縮小した状態から指を話すと元のスケールに戻ったり)
  • Apple Pencilで手書き中の内容が、手書きメモを終了すると正しく保存できていない

これらの症状がだんだん悪くなってきたので、AppleStoreに持ち込むことにしました。AppleStoreならハードウェア診断したり、その場で修理対応や交換ができるかも、と思ったからです。

しかしいくつかの想定外の状況により、修理が完了しませんでした。

誤算1: タッチパネルのハードウェア診断はできない

Genius Barで聞いたところ、タッチパネルの不良に関するハードウェア診断はできないのだそうです。診断ツールでログをとることはできても、そのログからは調べられないのだとか。

この時点で持ち込み修理のメリットが半減した印象があります。

誤算2:iPad Proの修理は本体交換以外の選択肢がない

iPhoneのパネル破損だと店舗で修理できたりしますが、iPad Proは店舗では修理出来ず、本体交換となるそうです。これはたぶんそうではないかと予想してたのですが、その通りでした。

誤差3:iPad Pro 2G 12.9の交換用機材が店舗にない

iPhoneの持ち込み修理ではストックがあって、その場ですぐに交換できる場合が多いと思いますが、iPad Pro 2G 12.9は店舗になく、その場で交換できないということでした。

しかも新型コロナウィルスの影響で物流が滞っているので、入荷に時間がかかるのだそうです。

その場で交換修理できないなら、Genius Barを予約して持ち込む必要はなく、オンラインでの修理手続きでもよさげな気がします。

結果

とりあえず店舗では交換修理がすぐにはできない状況でしたが、iPadの現行モデルへの買い替えを提案されました。今のiPadはどれもApple Pencilに対応しているからProのスペックが不要なら、確かに買い替えの方が安くつくし、すぐに問題解決できるわけで、提案としては悪くないと思います。

だけど12.9インチのスクリーンサイズで資料のPDFを見たり、Macbookのサブディスプレイとして使いたいからこのサイズのデバイスを使っている身としては、iPadの10.2インチスクリーンには魅力がなく、Pro11インチでも大きさが少し足りない。だからこの提案は選択肢としてイマイチです。

そして使用中のモデルはCellularモデル+Apple Pencilの組み合わせだから、iPad Pro現行モデルでリプレースするとストレージが最小構成でも143,300円、11インチモデルでも121,300円、いずれもApple Careをつけない状態でコレなので、この費用はちょっと厳しい。

結局、同じモデルへの交換なら63,800円なので、今回は交換することにして交換機器の手配を依頼しました。交換機器が店舗に届き次第、もう一度店舗に行く必要があります。そうすると、結果的にはオンラインで修理申し込みした方が時間のロスがなくてよかったかも、というのがこの話の話のオチでした。