Windows10やWindows Serverをリモート操作で再起動する
社内からアクセス可能なインフラをテレワーク中に操作する際に、オフィス内のPCをVPN接続経由のリモートデスクトップ接続で操作したり、ChromeリモートデスクトップでVPNなしに操作したりしています。しかし、まれにオフィスのPCが過負荷になっていて、操作をうまく受け付けないことがありました。
このような場合、原則的には正しい手順で再起動する必要がありますが、過負荷の状態ではリモートデスクトップで画面操作を行うことが難しく、再起動操作が困難です。
このような場合に、Windows 10 PCからオフィスにVPN接続できるのであれば、PowerShellの次のコマンド実行により、PCを強制的に再起動できる場合があります。
Restart-Computer -Force -ComputerName "コンピュータ名 または IPアドレス" -Credential (Get-Credential)
パラメータに -Force をつけているので作業中の状態は失われるかもしれませんが、リモートデスクトップが正しく受け付けられないときは、そのPCが目の前にあってもログインは困難な状態なので、電源を切るかリセットスイッチを押すか、というのに比べれば十分に安全な操作です。
なお、コマンドを対象のPCが受け付けて再起動がかかるまでに、それなりに待たされますし、場合によってはリクエストがタイムアウトするかもしれず、数回試す必要があるかもしれません。それでもオフィスに行って帰ってくるまでの時間よりは短く済むと思います。