pslaboが試したことの記録

はてなダイヤリーからはてなブログに引っ越してきました

この日記は現在実行中の減量記録を含む個人的なメモとして始めましたが、最近はコンピュータやガジェット、ハック、セキュリティネタのほうがメインになっております。

はてなダイヤリー時代はカテゴリ分けが適当だったのですが、これはそのうち直します。


Macbook Pro retina 上のVMware/Parallels/VirtualBoxにインストールしたWindowsの縦横ピクセル数を外部ディスプレイの有無によらず固定的に使う

ただし Windows の Home edition を除く。

このヒントで概ねお分かりいただけると思いますけど、こんなことをやります。

  • ゲストOSとして動くWindowsリモートデスクトップ接続を有効にする。
  • MacOSX 側から Remote Desktop Client でゲストOSに接続する。このときにデスクトップの解像度を自分の使いたい解像度にしておく。

これを一言でいうなら「デスクトップ解像度の仮想化」と表現すればよいのかも。

これはWindowsアプリケーションのデモをMacOSX上の仮想環境で行う場合に使えるかもしれない、誰得な目的向けのTipsです。

Retina Mac にプロジェクターをつないで VMware/Parallels/VirtualBox を使おうとすると、ミラーモードの有無やプロジェクターの対応する解像度、あるいは仮想環境のWindowsデスクトップの提供要件によって挙動が変わったりします。

たとえば 13inch Retina Macbook pro を標準の解像度で使う場合は「論理解像度 1280x800」です。しかしこの状態で VMware + Windows +VMware-tools だと HiDPIが適用されずに「物理解像度 2560x1600」で表示されたりする。

あるいは Windows デスクトップ側が 1280x800 っぽくみえるんだけど、Windows 側で HiDPI が効いているかのようにアイコンやウィンドウ表示が拡大表示っぽっくなったりする。

これを調整して、それなりに見える状態にすることはできる。だけど外部ディスプレイをつけたり外したりすると、その設定が崩れたりする。

これはものすごくめんどくさい。


しかしリモートデスクトップ接続を用いて「デスクトップ解像度を仮想化」すれば、外部ディスプレイの有無に依存せずに常に設定した解像度のデスクトップが利用できます。